元里子さんの体験発表に参加しました。
現在は、福祉の仕事をして自立している社会人の方でした。
下記の内容は、私の主観的な受け取りで事実と相違する部分があるかも知れません
が、個人の感想として読んでいただければと思います。
【下記は私が体験発表を聞いた個人的な感想です。】
里親家庭には3歳から生活するようになり、小さい時はとても不安が強い子だった
とのこと。
写真もたくさんあり、運動会や家族兄弟との旅行など、たくさんの思い出があるそ
うです。
「働かざるもの食うべからず」と教えてもらい、各々で出来るお手伝いを兄弟で分
担していたそうです。
小学校1年生(中学校かな…)から続けているお小遣い帳は、1円でもあわないと大
変だったそうですが、その積み重ねの習慣が身についていて、今の自立した生活を
する上でとても役に立っているそうです。
里親家庭で育ち一番嬉しかった事は「実家ができたことと、里親の氏を名乗
りたいといったら、受け入れてくれたこと」と断言していました。
実親については、会ってみたいけれど、まだ実現していないとのことでした。
里子として育った自信を実感しつつも、今現在「里子であった自分」のことを受
け入れられず、学校や職場の仲間と里親子であることを話すことが出来ないと話し
ていました。
しかし、「次の里親家庭を必要とする子どもたちのために、たくさんの人に自
分の気持ちを伝えることで社会的な理解を求めながら、自分自身も気持ちを整
理し乗り越えていきたい」という思いが伝わってきました。
里親をやっていると、日々の生活の中では迷うこともたくさんあります。
でも、今回の話しを聞いて、里親とは何か?
という自分の里親としての理想が見えてきた体験発表でした。
発表をしてくれた元里子の方へ!
里子を代表して体験発表を話してくれて本当にありがとうございました。
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